フォースタートアップスの立会外分売分析

銘柄名 7089】 フォースタートアップス
市場 東証マザーズ
信用区分 信用
実施目的 当社株式の分布状況改善、流動性の向上を図るため

スケジュール

発表日 2022/02/08 (火)
予定期間 2022/02/16 (水) ~ 2022/02/18 (金)
実施日 2022/02/16 (水)

分売情報

単元株数 100 株 発表日終値 2,736 円
分売枚数 3,100 枚 前日終値 2,543 円
申込上限 50 枚 分売価格 2,467 円
PER 43.72 倍 割引率 -2.99 %
PBR 9.29 倍 発表日比 -9.83 %

株式情報

発行済株数 3,489,800 株 時価総額 8,609 百万円
浮動株数 282,674 株 浮動株総額 697 百万円
分売株数 174,000 株 分売総額 429 百万円
前日出来高 186,000 株 出来高/分売数 106.90 %
対株式数比 4.99 % 浮動株比率 8.10 %
対浮動株比 61.56 %
  ※発行済株数は直近四半期末(増資・分割考慮)、浮動株比率は直近四季報掲載値

参加評価

分売評価 C
評価コメント

板は100枚、出来高2,000枚程度と流動性は高い。

親会社のウィルグループにより中長期の財務戦略の一環として、キャッシュポジションを高め財務体質を強化するとともに、株式の流動比率を高めることを目的としている。

前日に決算発表をしており、上方修正なものの材料出尽くしのためか一時ストップ安を付けておりタイミングが悪い。

特に成長株ということで年末まで買われていた節もあり、親会社がここで売るというのは印象がなお悪い。

年間配当は無配で株主優待もなく、株主還元策に乏しい。

PER18.8倍、PBR8.08倍の株価水準はさほど割高感はない。

流動性は高いものの、特定株を除くと15%足らずしか実質浮動株がない中で発行済株式の5%の分売インパクトは大きい。

新興市場の景色は年初とでまったく変わっている点も考慮すると短期筋の参加が多ければ分売価格割れも十分あり得る。

値決めと割引率次第ではあるが、現時点ではあまり参加メリットもなくあまり乗り気な案件ではないような気がする。

2/15追記:

発表日から200円近く売り込まれてはいるが、買い板はスカスカのままであり底値が相変わらず見えない。

ボラの高い割には3%割引でもさほど割安感はなく、寄りで売りが殺到すれば容易に割れる可能性が高い。

目先の市況も不安定であえて参加する理由も乏しく、リスクとリターンが割に合わないため様子見の見送りが無難か。

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